2018年05月26日

この頃の我が家

12月末におばあちゃんが退院してから、
まもなく半年になります。
とても痛そうだった褥瘡の踵のところも完治し、
今は訪問看護とヘルパーさんに来てもらい、
リハビリを頑張っているのですが、
何日ほど前からか、
また小さな褥瘡が出始めたようなのですが、
「寝るときに向きを変えたりしながら、
大きくならないようにしようね」
と、看護師さんから優しく言われていました。

実家の父は一か月ほど前、
突然39.6度の熱を出し、
救急車でかかりつけの病院へ。
インフルエンザかも知れないので、
救急室では隔離され、
熱を下げる点滴をしました。
主治医にすぐ診察してもらったのですが、
「結果が出るまでも時間がかかるし、
かなりの高熱なので、
今日はこのまま病院にいたほうがいいね」
と言われ、入院することになりました。
一週間ほどの入院でしたが、
インフルエンザではなかったようで、
今回の出来事の二週間前に、
軽い肺炎があったことも一つらしいのですが、
誤嚥性肺炎も要因の一つらしいとのことでした。

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)とは、
水や食べ物胃食道逆流物などが、
誤嚥によって肺に入ってしまい、
細菌が繁殖して炎症をおこしてしまうことだそうです。
高齢者はわずかな誤嚥が、
重篤な肺炎や呼吸器疾患につながりやすいため
周囲の人が、十分に注意してお必要があるそうです。
確かに私たちも、ちょっと器官に入っただけで、
苦しい思いをするのに、
これが高齢者だったら本当に大変なことだと思います。
みなさんのお近くに高齢者がいらっしゃる場合は、
ぜひ注意して見守ってあげてくださいね。
posted by コポ at 21:18| Comment(0) | 日記

2018年05月15日

源氏物語について その三十四

源氏物語第10帖「賢木」。

右大臣から何もかもあらいざらい、
聞いてしまった弘徽殿の皇太后は、

「源氏が道理に外れた人間なのは、
今に始まったことではないのです。
初めから兄である朱雀帝を軽く見てるし、
左大臣だって娘である葵の上を、
帝のお妃にと私が望んだのに、源氏の妻にしてしまったし、
朧月夜の君だって、帝のお妃に決まっていたのに、
源氏に誘惑されて、前途をめちゃめちゃにされても
今だってこんな調子です。
だいたいあなただって源氏の正妻である葵の上が死んだ後、
朧月夜を正妻にしてくれないだろうかなどと考えて、
恥をかいたではありませんか。
操をけがされた人は女御にはなれないので、
尚侍として入内させてはいるものの、
悔しいったらありゃしない。
帝の寵姫と密通するぐらいの男だから、
何を考えているかわからない。
兄の朱雀帝を早く退位させて、
東宮(藤壺の子)の世がくることを望んでいるに違いありません」

と怒りのままに言い募るのです。
これには右大臣も嫌な気持ちになり、

「ああ、この人に話すのはやめておけばよかった」

と、後悔したのです。

そこで右大臣は、
「ああ、待て待て。そうは言っても、
このことは私どもの胸にしまっておこう。
帝にも申し上げるでないぞ。
こんな罪深いことをしても、
帝は許してくれるだろうと、
それを頼みにして朧月夜は甘えているのだから。
まずはあなたから言い聞かせて、
それでも聞く耳を持たないようなら、この父が責めを負いましょう」

と、弘徽殿の皇太后を言い聞かせてみるのですが、
一向に機嫌がおさまらず、

「こんなふうに一つ邸の中に私がいるというのに、
厚かましくも入り込んで、あんなことをするというのは、
こちらを軽くみてばかにしてるのだわ。
帝のためにもこれをきっかけに、
あの源氏を早くどうにかしてしまわなければ」

と、いきり立って怒っているその顔は、
とても恐ろしいのです。

この「賢木」の帖はここで終わりになります。
六条の御息所、藤壺と、
源氏の愛した女性が次々に去って行きました。
そして物語は新しい展開を迎えることになるのです。
posted by コポ at 21:23| Comment(0) | 日記

2018年05月07日

源氏物語について その三十三

源氏物語第10帖「賢木」。

朝方になり嵐が止んだが、
朧月夜の御帳台から、
出るチャンスを逃してしまった朧月夜と源氏。
朧月夜の父である右大臣が、
突然几帳の中をのぞき込むと、
源氏はしどけなく横になっていて、
右大臣に見つけられてから、
今更ながら夜具で、
顔を隠してごまかそうとしています。
右大臣はあまりのことで、
あきれ果て腹もたっているのですが、
いくらなんでもこの場で、
面と向かって騒ぎ立てるわけにもいかず、
目の前が真っ暗になるような思いでした。
カッとなった右大臣は、
畳紙をつかんだまま、
荒々しい足音を立て、
弘徽殿の皇太后の所に行き、
何もかもあらいざらい話してしまいました。
弘徽殿の皇太后はもともと源氏を憎んでいるので、
まさに怒り心頭に発するといった状態なのです。

次回に続きます。
posted by コポ at 21:03| Comment(0) | 源氏物語