2018年06月20日

源氏物語について その三十五

源氏物語第11帖「花散里(はなちるさと)」。

この帖は特に何か大きな出来事があるわけでもないのですが、
私はこの帖の雰囲気がとても好きです。

この帖は第10帖「賢木」の終わりの頃と重なっていて、
橘の花が咲き、
ほととぎすが鳴いているので季節は夏です。

弘徽殿んの皇太后の勢力から、
政治的な圧力がますます強まってくるという、
緊迫した時期なのですが、
源氏は政治的な緊迫感とは別に、
女性だけはあきらめられないのです。

源氏の亡き父、桐壺帝の女御の一人に、
麗景殿(れいけいでん)の女御という人がいます。
この人には子供がなく、
桐壺帝が亡くなった後は、
頼りない身の上になっていたのですが、
源氏の好意で、かろうじて生活をしていました。
その麗景殿の女御の妹、
三の君がこの帖の「花散里」です。
この三の君と源氏は若い時代に、
少しだけ契りを結んだことがありました。
源氏の性格上、関係をたつこともなく、
まれに通っているのでした。
源氏はこのところの苦しみから、
あれこれ思い悩むうちに、
ふと三の君との契りを思い出し、
急に思いが抑えきれなくなり、
五月雨のしとしと降る頃、
珍しく晴れた梅雨の晴れ間に、
源氏は三の君を訪れました。

次回に続きます。
posted by コポ at 21:46| Comment(0) | 源氏物語

2018年06月08日

おかえり♪

前回燕が来ないと嘆いていた私。
なんとあのブログのあとすぐに、
やって来たのです。
向かいに大きな一戸建てのアパートができたことで、
方向がわからなくなったのかもしれないというのが、
我が家で話し合った結論でした。
夫には
「だからそんな大騒ぎしなくてもよかったのに。
ちゃんと来たじゃない」
と言われてしまい、一言もないといった感じでした。
とにもかくにも嬉しいし、
鳴いてる声がかわいくて仕方がないのですが、
この鳴き声に混ざり、カラスの鳴き声もすると、
去年の惨劇が再びおきるのではないかと、
ハラハラしてしまうのです。
posted by コポ at 21:41| Comment(0) | 日記