2018年01月20日

源氏物語について その三十

源氏物語第10帖「賢木」。

藤壺の出家の式の後、
二条の邸に戻ってきた源氏は、
一人で寝ようと思っても眠れず、
自分も出家したいと思うのですが、
東宮や若紫のことが、
気がかりでできそうにないのです。
源氏の藤壺に対する、
恋心は何もかわってはいないのですが、
東宮の将来のことを思い、
出家の道を選んだ藤壺の気持ちを考え、
その恋心を胸の内にしまっているのです。

世の中は右大臣一党のものとなり、
それ以外の人たちは人でないような扱いを受けています。
源氏の亡くなった正妻の葵上の父である左大臣も、
とうとう自分から辞職を願い出て、
辞任してしまったのです。

源氏もおもしろくないので、
二条の邸にこもり、
本に読み耽ったり、
気の合う人々と音楽の遊びをしたりしています。
そんな頃、あの朧月夜が宮中から右大臣家に退室してきました。
そして事件が起きてしまうのです。

次回に続きます。
posted by コポ at 21:26| Comment(0) | 源氏物語
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