2018年05月07日

源氏物語について その三十三

源氏物語第10帖「賢木」。

朝方になり嵐が止んだが、
朧月夜の御帳台から、
出るチャンスを逃してしまった朧月夜と源氏。
朧月夜の父である右大臣が、
突然几帳の中をのぞき込むと、
源氏はしどけなく横になっていて、
右大臣に見つけられてから、
今更ながら夜具で、
顔を隠してごまかそうとしています。
右大臣はあまりのことで、
あきれ果て腹もたっているのですが、
いくらなんでもこの場で、
面と向かって騒ぎ立てるわけにもいかず、
目の前が真っ暗になるような思いでした。
カッとなった右大臣は、
畳紙をつかんだまま、
荒々しい足音を立て、
弘徽殿の皇太后の所に行き、
何もかもあらいざらい話してしまいました。
弘徽殿の皇太后はもともと源氏を憎んでいるので、
まさに怒り心頭に発するといった状態なのです。

次回に続きます。
posted by コポ at 21:03| Comment(0) | 源氏物語
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